【日本ハム3回戦】打線がつながり11得点大勝でカード勝ち越し

2024年4月7日 日本ハム3回戦

1勝1敗で迎えた日本ハムとの3連戦、初回に外崎、佐藤のタイムリーで3点を奪うと、3回にも岸と源田のタイムリーで2点を追加。

先発松本がスコアボードにゼロを並べる中、8回には打線が爆発し6点を挙げ、合計11得点。

11点の援護点をもらった松本であったが、直後に味方のエラーも絡み、1アウト満塁のピンチを背負うと、押し出し四球を与えて完封を逃した。

完封がなくなった松本は8回限りでマウンドを降り、9回は広島から来た中村が初登板。中村は長打を1本浴びたものの、無失点で抑えてゲームセット。ライオンズは勝ち越しで日本ハム3連戦を終えた。

評価できない2選手

1人目は先発松本である。8回1失点という点だけ見れば評価する人もいるかもしれないが、3回までに5点、8回で11点をもらった上での投球である。

球数が少なかったことは評価できるが、イケイケの一方的な展開で完封して当然のような試合である。しかし、8回に味方のエラーがあったとはいえ、自身のファーストベースカバーが遅れてピンチを拡大し、押し出し四球で失点である。11点リードでも内野前進守備をしたのは、ベンチから完封しろというメッセージである。そのベンチを裏切る全く評価できない投球内容である。

2人目は1番金子である。初回先頭打者で四球で出塁したものの、以降の4打席は凡退。5点リードした直後の3打席目は初球を打って遊ゴロ、4打席目はセーフティーバントを2度試みたものの決められず、空振り三振。5打席目は内野フライと三振以外では得点できる場面で、ショートフライである。

セーフティーバントを2球続けてというのは、おそらくベンチの指示だろう。ベンチとしては金子を何とかしたい思っているのかもしれないが、松本と同様に金子もベンチの期待を裏切る内容である。いつまで1番金子を続けるつもりだろうか。

評価できる佐藤

この3連戦で毎試合打点を挙げた佐藤である。8回には追加点を挙げてイケイケの状況でも四球を選んだ。さらに9回には一発を狙ったのだろうか、佐藤は強振して追い込まれたが、そこからボールを選んで四球を奪った。

佐藤の守備に関しては信用していないが、打撃に関しては評価しなければいけないだろう。サードのレギュラーを争う元山がエラーをしているだけに、佐藤はしばらくサードスタメンで起用されることになるだろう。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    予測でも、試合経過でも『勝てる』と思った今井投手が勝ちに繋がらず、ほぼほぼ苦戦か負け覚悟で連勝とは、勝負事の面白さであろう。改めて、その難解さを感じたところであります。ところで、新人武内投手のローテ入りで、右、左、右投手というローテが確立され、相手球団も少しなりとも打撃の対応が求められることになるだろう。
    今後、高橋コウナが戻って来た時のローテをどう対応していくかが豊田投手コーチの手腕であろう。【追記】松本投手の次の登板に注目したい。まだまだ、疑わしい思いは筆者と同様です。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。これだけ先発陣が結果を出していると、メジャー行きを訴えていることもあり、高橋光成はかなりプレッシャーを感じるのではないかと思います。昨年までのピッチングができればいいですが、もし調子がイマイチであれば、高橋光成をローテーションから外すという決断も必要になるでしょう。

  2. 福岡のレオ党 より:

    ゲームの行く先は判らないが、エースの踏ん張りを期待したが残念でした。源田のエラーのピンチのあとのピッチは最高であったが、次の打者に対する入り方が甘すぎた。野球は、投げる、打つだけの単純なゲームではないということを改めて知らされた思いである。捕手の簡単に入るなよの意思疏通は欲しかった。後半を期待しよう。