2025年8月13日 ソフトバンク19回戦
松本航が今季初先発。立ち上がりから変化球は制球できず、ストレートはシュート回転。カウントを悪くしてストレートを狙い打たれるピッチングで、初回に5被安打2与四球で5失点。初回でほぼ試合が決まった。
2回からは捕手柘植が交代になっただけで、松本航はマウンドに立ち、5回を投げて5失点。
ライオンズ打線は5回に1点、6回に2点を返したが、反撃はそれまで。リリーフ陣が踏ん張って無失点で繋げたが2点差のままゲームセット。
松本は何をやってきたのだろうか
なかなか1軍に呼ばれず、西口に嫌われているのではないかと思われた松本航であるが、1軍に呼ばれなくて当然の投球である。
初回、先頭を2球で追い込みながら四球を与え、そこからズルズルと打たれまくった。そもそも2球で追い込むと、高い確率で高めの釣り球を要求するリードは改めるべきである。柘植に限らず、古賀、牧野、古市もなぜかそのようなリードである。
コントロールがいい投手であればまだいいが、高めのボール球を要求して高めに投げられず真ん中にいって打たれたり、ボールカウントを悪くして四球を与えることも多々ある。バッテリーコーチが無能なのか、データサイエンティストとやらはどうなっているのだろうか。
柘植は1回限りで交代となったが、すべては松本航のコントロールである。明日にも2軍に降格して今季は再び登板することはないだろう。
打線の打てない
3点を取ったものの、結局打線は4安打である。あいかわらず打てない。試合後に西口監督は「もうちょっと点を取ってもよさそうだった」というようなコメントをしたが、それは何もしない采配も原因であろう。
もったいなかったのは5回、1点を奪ってさらに1アウト1,2塁のチャンス。炭谷はただ打たせるだけで併殺打でいつも通りにチャンスを潰した。
1アウトとはいえ、送りバントで2,3塁にしてもよかったのではないだろうか。次は最近当たりだしている外崎である。
ヒットを打っても単打ばかりで各駅停車の打線である。今の打線で得点を奪うには、いかに3塁にランナーを置くかである。ただ打たせて併殺でチャンスを潰すのは何度目か、西口も采配を見直す必要が大いにあるだろう。
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