2024年5月12日 楽天9回戦
先発今井がお得意楽天相手であったが、序盤から制球が定まらず苦しいピッチングだった。2回に2本の長打で今井は先制を許したが、ライオンズ打線が奮起した。3回に2本のタイムリーヒットで逆転に成功すると、4回には途中出場の長谷川が値千金の3ランホームランでリードを広げた。
5点の援護点をもらった今井は6回に犠飛で1点を失ったものの7回までマウンドに上がった。制球に苦しみ4四死球を与えたが7回を投げ切った今井は115球2失点でマウンドを降りた。
8回は前日の試合から連投となった松本が登板。松本は球速こそ出るものの制球が定まらず、2人ランナーを許してピンチを招いたが、最後は渾身のストレートでピンチを切り抜けた。
4点リードの最終回は佐藤隼がピシャリと抑えてゲームセット。ライオンズは連勝で楽天3連戦に勝ち越した。
3試合連続2桁安打
ライオンズ打線が3試合連続の2桁安打を記録し、6得点以上取ったのは1か月以上前の出来事である。
打線の立役者は昇格後3試合連続スタメン出場の蛭間である。この試合ではタイムリーヒット2本を含む3安打を放ち、プロ初の猛打賞を記録した。
村田は楽天岸の前にノーヒットであったが、最近昇格してきた若手で打線を引っ張っていってほしいものである。
心配なのは、4回の守備の途中で交代となった平沼である。ベンチまでは走って戻ってきており、身体的アクシデントではないのかもしれない。平沼はライオンズ打線では貴重な選球眼がいい部類の選手であり、長期離脱しないことを祈りたい。
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