2024年5月26日 オリックス9回戦
失点につながる守備をした蛭間が逆転打、バントを決められず併殺打を打っていた岸が3ランホームラン。ミスをした選手が取り返して2試合連続終盤にビックイニングを作り逆転。8連敗の後、オリックスに連勝した。
ボータカハシがHQS
プロで最長イニングを投げたボータカハシが7回1失点のHQSを記録した。7イニング中4イニングで三者凡退のナイスピッチング。1失点は蛭間のまずい守備から作ったピンチであり、上手い外野手であれば無失点で終わっていた可能性も十分にある内容であった。
この3連戦で投げた高橋、渡邊とは比べ物にならないくらいのいい内容である。ボーは現状では武内、今井に続く、3番手、4番手の投手であろう。この先も不甲斐ない投球が続くのであれば高橋光成は降格させて、ボータカハシをコンスタントに使うべきだろう。
蛭間がまずい守備
先制点を取られたイニング、蛭間は右中間への飛球をふらふらしながら追った挙句、打球に追いつくこともできずに3塁打を許した。
上手い外野手であれば、落下地点まで直線的に走り捕球できるような打球であり、残念な蛭間の守備であった。しかし、蛭間にとってはこれも経験である。バッティングでは貢献している蛭間であり、多少の守備の悪さは目をつぶって起用するべきだろう。
岸の3ランホームラン
お気づきいただけただろうか、3ランホームランの場面、岸はバットを短く持っていたのである。
何とかしようという岸の気持ちの表れだろう。ホームランを打ったバッティングも決して強振したわけではなく、コンパクトに打った結果のホームランである。長谷川、若林はこの岸のホームランを見て何を感じるだろうか。
最終回に増田が不安定だっただけに、非常に貴重な3ランホームランであった。
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