【ロッテ9回戦】また勝てず今季全敗の9連敗

2024年7月5日 ロッテ9回戦

ようやく福岡で今季初勝利を挙げ、次はロッテ戦での今季初勝利を挙げたいライオンズであったが、先発した今井が乱調。

5回まで毎回の四死球を与えた今井は、3回に四球のランナーを長打で返されて先制点を献上すると、5回には3連打で2点を失った。指から出血もあった今井は5回でマウンドを降りた。110球3失点の内容であった。

6回に菅井が三者凡退のピッチングを見せたが、7回に登板した豆田が痛い失点。7回裏に3安打で3点を返し、1アウト3塁の同点機を迎えたが源田、山野辺が打ち取られて得意の追いつけない程度の反撃を繰り出した。

1点差に迫ったライオンズであったが、8回に好投を続けていたヤンが2失点で勝負あり。6-3で敗れたライオンズはロッテ戦に勝ち無しの9連敗となった。

今井が制球に苦しむ

指から出血したのも影響しただろうが、今井は制球に苦しんだ。さらには、際どいコースをことごとくボール判定され球審との相性も最悪であった。

納得できない球審のコールが多かったことは理解するが、不満を態度で出すべきではない。不満の態度を見て球審がどう思うか。今井と同じく球審も感情がある人間である。今井の態度がネガティブに作用することはあっても、ポジティブに作用することはない。そうであれば、涌井のようにポーカーフェイスで飄々と投げるべきである。

またリリーフの失点が命取りに

リリーフの失点で追いつけないのは毎度のことである。この試合では豆田とヤンが失点。しかし、6回に登板した菅井は好投であった。早めに今井が降りたことを考慮して、菅井をロングリリーフでもよかったのではないだろうか。

このところ好投しているヤンを投げさせるのは理解するが、全く成長しない豆田を投げさせる意味はない。残念なリリーフの失点であった。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    打つ手が遅れている。先発から後ろに回した松本の出番が半端である。リードされてからの出番とは疑問である。気持ちも乗れないであろう。また古賀捕手も何気に足りない気がする。隅田投手の左打者に投じるカーブ系の球は、あまりに危険すぎる。本当に肩口辺りから甘く入ってくる球を選択するリードに大いに不満である。逆に言えば、ここぞの真っ直ぐ、ここぞの決め球が無いということ。ましてや今夜は球が高めに甘く入っていた気がしてならない、つまり代え時の見極めが勝負を分けたと言える。