【ソフトバンク11回戦】5月にして早々に自力優勝が消滅

2024年5月18日 ソフトバンク11回戦

今季初先発の渡邊がランナーを背負いながら粘りのピッチング。若林のホームランで逆転に成功し8回裏まで1点をリードの試合は、松本航が打たれてひっくり返された。逆転負けのライオンズは4連敗で5月にして早くも自力優勝が消滅した。

誰かが抑えると誰かが打たれる

この試合では新しくリリーフに回った松本航が3試合目のリリーフ登板で痛恨の逆転弾を喰らった。

7回に増田が3人でテンポよく抑えたものの、8回に松本が打たれて敗戦。リリーフ陣の防御率が悪いが、誰かが抑えても誰かが打たれる、あるいは全員打たれるという試合が続く。

結局はリードが少なくて抑えないといけないプレッシャーが大きいが故、打たれているのではないだろうか。つまり悪いのは得点を奪えない打線である。

この試合では5試合ぶりのスタメンとなった若林が本塁打を放ち一時は逆転に成功した。ただ、そのあとは出塁しても進塁打もなく、チャンスらしいチャンスはない。チームとして方向性がなく、個人で野球をやっているようである。

数試合に1回のバカ当たりをした若林はこの後しばらくはまたスタメンで三振や初球凡打を量産することだろう。自力優勝がなくなったのであれば、野手を2軍と大幅に入れ替えるくらいの大胆なことが必要ではないだろうか。

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