【中日3回戦】2試合連続完封勝利で3連戦勝ち越し、武内が4勝目

2024年5月30日 中日3回戦

ライオンズ投手陣が中日打線を2試合連続完封し、渡辺監督代行になって初の3連戦を勝ち越しで終えた。

先発の武内は6回途中89球で4勝目。最終回、アブレイユが不安定なピッチングながら逃げ切り11セーブ目を挙げた。

早すぎる武内の降板

初回に1点、6回に2点を奪って3点リードがあった6回であるが、武内はヒットとけん制悪送球で2塁までランナーを進めると、2アウトと取った時点で降板となった。

無失点投球で球数は89球、まだまだ投げられる状態である。バッターの中田にはヒットを打たれていたが、例えヒットを打たれて失点したとしても3点リードがあり追いつかれる場面ではない。解説の辻前監督も「球数を考えても7回まで投げさせる」と言っていたが、早すぎる降板となった。

この降板が終盤の苦しい展開を生み出した。武内の後の平井が7回に打席に立ってまで回跨ぎの登板となったが、7回には1アウトも取れずに降板となり、バタバタの継投となってしまった。解せない武内交代であった。

コルデロは起爆剤にならず

3連戦でコルデロはノーヒット、3三振、守備でのミス1である。この試合の3打席目で何とか外野まで打球を飛ばして犠飛で1打点を挙げたものの、結局打てない守れないでは起用する意味はない。

打線の起爆剤が欲しかったのかもしれないが、コルデロは厳しい。今季限りで戦力外になりそうな勢いの陽川を起用してみてもいいのではないだろうか。

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