【広島2回戦】今井が今季ワースト5失点でチームは3連敗

2025年6月7日　広島2回戦

先発今井の連続HQSがストップした。

初回に今井は3連打を浴びていきなり先制点を許すと、3回には犠飛、6回には本塁打で失点を重ねた。6回を終わって109球投げた今井は7回にもマウンドに上がったが、7回にも2点を失い、今季ワーストの5失点でマウンドを降りた。

一方の打線はさっぱり。序盤から早打ちばかりで、4回、5回と2イニング連続で円陣を組んだが得点は挙げられなかった。

クリーンナップが…

1番西川、4番ネビンが打てないこともあるし、それで得点が奪えないのも仕方はない。しかし、3番長谷川、5番外崎はどうなのか。クリーンナップとしてはまったく怖さがない。

長谷川は最終回に焼け石に水のタイムリーヒットを放ったものの、6回には追い込まれてもないのに当てるだけのバッティングで併殺。まだ2点差だっただけに、あまりにも考える能力が欠如しているといえるバッティングであった。

一方の外崎はノーヒットの上、華麗なるトンネルまで披露した。DHがないとはいえ、外崎の打撃守備であれば、三塁中村剛也でもいいのではないだろうか。

今井が7回134球

今井が今季最多の134球を投げた。6回でマウンドを下すといういう考えもあるだろうが、続投は西口監督のエースとしての期待ではないかと思う。そのため、7回で失点しても、イニングを投げ切るまで投げさせた。

さらには、今井の頑張りを見せることで野手陣に奮起を促したかったのではないだろうか。その今井の頑張りがあったおかげかどうかは分からないが、最終回に完封を免れる3連打で2点を奪った。しかし、最後古賀に代打も出さずに併殺打で終わるのはベンチもやる気があったのか疑問である。