【ソフトバンク13回戦】プロ初先発の羽田が乱調でチームはまた連敗

2024年7月2日 ソフトバンク13回戦

ソフトバンクとの変則2連戦の初戦、羽田がプロ初先発をしたが、3回2失点でKOされた。序盤からリードされて苦しいライオンズはリリーフの佐藤が戒めの被弾によりリードを広げられた。

3点差となった直後の7回に西川が大きな一発を放ち、1点差に詰め寄ったが、反撃はここまで。ソフトバンクを上回る8安打を放ちながら、本塁打による2点しか取れずに敗戦となり、ライオンズは連敗となった。

羽田は1軍では使えない

羽田の初先発の内容投球は酷いものであった。初回は2安打を浴びながら無失点で切り抜けたが、2回に2四球、3回に3四死球である。得点を失った3回は、自らの暴投でノーヒットで失点する始末である。一言でいえば、尻下がりの投球である。プロ初先発とはいえ、中継ぎでは3度登板しており、初先発は言い訳にならないだろう。

投球だけでなく、3回の守備もかなり大きな課題である。3回にはバントに対してマウンドから猛然とダッシュすれば3塁で勝負できるタイミングであったが、大してダッシュすることなくバントを決められた。さらに暴投に対して本塁のベースカバーも間に合わず中途半端である。

コントロールを向上する必要があるのはもちろんだが、守備を良くしない限り1軍での先発機会はないのではないだろうか。

牧野も厳しい

打撃を期待されて支配下登録された牧野であるが、ここまでノーヒット。この試合は3三振である。

打てないだけならまだしも、この試合での守備も酷かった。1回には内角ストレートをパスボールし、3回の1点目の失点となった暴投も取れなくはないボールだったように見えた。さらには8回、本田のワンバウンドするスライダーを体で止めず、ミットだけで捕りにいき、後ろに逸らした。

さすがにこれだけバッテリーエラーが多いと使えないだろう。初回には周東の二盗を刺しただけに、残念な守備である。

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