【ロッテ10回戦】隅田の調子はイマイチながら打線が奮起しロッテに連勝

2025年5月25日 ロッテ10回戦

ロッテに勝ち越しするべく隅田が先発。しかし、その隅田の調子が上がらない。初回こそ6球で三者凡退に抑えたが、2回、3回には2安打ずつ打たれて大きなピンチを招いた。しかし、最後は抑えて点を与えない粘りの投球。

4回に外崎の2点タイムリーヒットで先制してもらった隅田は苦しみながらではあったが6回まで投げ切ったところでマウンドを降りた。

7回に2アウトランナーなしから3人ランナーを出すと、源田が走者一掃の2塁打で3点を追加して5点リード。

さらに8回には元山の2点タイムリー2塁打、9回には代打セデーニョの本塁打で1点を追加し、中押しダメ押しで打線が機能すると、隅田以降も投手陣が無失点リレーで完封勝利。

隅田は6回88球無失点で6勝目。ライオンズが連勝でロッテに勝ち越した。

これで打線が上向くか?

前日2本塁打の長谷川が5番スタメンは目を疑ったが、この試合で長谷川は2安打を放った。2本塁打のバッティングを引きずらず、きちんと単打で結果を出したことは評価できる。しかし、凡打の内容は相変わらず悪い。2三振と一邪飛である。凡打でもいい凡打で終える打席が増えれば、多少信頼は勝ち取れるだろう。

さらに昇格後12打席ノーヒットのセデーニョがラストチャンスと思われた9回の代打で出場した打席で、高めのストレートを右中間スタンドに運んだ。首の皮一枚つながったというところだろう。

さらには2塁手争いでスタメン出場した元山は2本の2塁打で一応結果を出したが、長谷川と同じく凡打の内容が悪い。さらに守備でいいプレーもあるが、危なっかしいプレーも多い。好プレーよりも堅実なプレーが大事である。守備では児玉の方が上だろう。滝澤が帰ってくるまでスタメンを確保できる選手は出てくるだろうか。

佐藤はいい加減降格になるか

7回に登板した佐藤隼が悪い。1アウトを取ったが3つの四死球で満塁としたところで降板となった。甲斐野が抑えて失点は無かったものの、佐藤隼はとにかくコントロールが悪い。

13登板で12イニング、被安打15、与四死球11である。一方で奪三振はたったの6である。打たれまくりで、自滅する投球である。

日本ハム戦で1アウトしかとれずに3失点した試合で2軍降格になるかと思ったが、なぜか以降も1軍で投げている。この試合の結果でようやく佐藤隼を降格させる気になっただろうか。佐藤隼には一度、自分を見つめなおす時間が必要であろう。

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