2025年8月10日 楽天16回戦
前日の試合で1か月ぶりの連勝を飾ったライオンズは、初回にいきなり2点を先制。1番仲田の内野安打から始まり、合計4安打1四球で2点を奪った。
しかし、先発の菅井が相変わらずの制球難。3回に先頭四球からピンチを作ると、あっという間に同点にされると、4回にも再び先頭四球から長打と犠飛で勝ち越し点を献上した。さらにストレートの四球を与えたところで菅井は降板。4回途中3失点であった。
5回、村田がこの日2本目のタイムリーヒットで同点に追いついたが、リリーフの中村祐が回跨ぎとなった7回に勝ち越し点を献上すると、8回にはボーがめった打ちで5点を失って試合は決した。
敗れたライオンズは連勝がストップした。久しぶりのカード勝ち越しは明日にお預けになった。
あいかわらずの菅井
菅井は球威があるわけでもなく、ボールのキレがあるわけでもない。コントロールが重要であることは明らかであるが、そのコントロールが酷い。
これまでの登板でも四球から失点する場面が多いが、この試合でも失点のシーンはいずれも先頭四球である。1か月ぶりの1軍の先発であるが、菅井は1か月間2軍で何を考えてやっていたのだろうか。怪我人でも出ない限り、今後今季の先発登板は難しいのではないだろうか。
敗戦となった原因の一つは菅井のピッチングであるが、一応打線が同点に追いついただけに、中村の回跨ぎを選択したベンチの采配も敗因の一つである。回跨ぎが悪いとは言わないが、回跨ぎでピンチを作ったところで投手交代させるべきであっただろう。
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