2025年8月11日 楽天17回戦
13カードぶりの勝ち越しを狙ったライオンズは渡邊勇太朗が先発。しかし、いきなり初回に失点。さらに5回にも一発で2点目を失った。渡邊勇太朗はコントロールが悪く、逆球、抜け球ばかりで5回を投げ終わったところでマウンドを降りた。
5回裏、ここまで1安打のライオンズ打線が反撃。デービスと外崎の2者連続本塁打で同点。
しかし、直後の6回表、ウィンゲンターがあっという間に失点。さらに8回、甲斐野が一発を浴びて2点ビハインド。9回2点差で敗色濃厚であったが、ライオンズ打線が粘った。
楽天の守護神則本から2四球とヒットで満塁とすると、途中出場の古賀が選んで押し出し四球で1点差。さらに満塁から代打山村が最低限の犠飛で同点に追いついた。
延長に入り10回裏、楽天の鈴木翔の制球が定まらず、先頭から2者連続四球。さらにネビンがヒットで続いて無死満塁。しかし、代打炭谷、高松が連続三振。嫌な雰囲気を振り払ったのは外崎であった。
外崎は初球を振り抜き見事サヨナラヒット。ライオンズは13カードぶりの勝ち越しをサヨナラ勝ちで決めた。
ヒーローは外崎だけではない
外野手の離脱が相次ぎ、ライトでスタメン出場となった外崎が同点本塁打とサヨナラ打の大活躍。この試合は猛打賞に1四球で4出塁であった。
打てない守れない外崎でも起用され続ける外崎であったが、ここに来てようやくバッティングに期待できるようになってきた。3塁の守備はあまり見たくないが、ライト出場であれば、まだまだ起用してもいいだろう。
そして、外崎だけでなく、大きな仕事をしたのが古賀ではないだろうか。9回裏、1点差に迫る押し出し四球はアウトコースの際どいコースを何球も見切った結果である。この3連戦初戦では本塁打を含む猛打賞であったが、なぜか昨日の試合では出場なく、この試合でもベンチスタートであった。
打てない打線なのに打った次の試合でスタメンから外す西口采配には呆れるが、途中出場からいい働きをした古賀は外崎に並ぶヒーローであった。
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