2024年8月14日 ソフトバンク19回戦
今回の連敗ストッパーは隅田であった。初回に佐藤龍の犠飛で先制点をもらった隅田であったが、初回を三者凡退に抑えた後は毎回得点圏にランナーを背負う苦しいピッチング。
4回にガルシアの拙い守備で2塁打を許した場面で隅田は踏ん張れず同点を許したが、失点はこの1点のみ。打線が奮起し、5回に3連打で3点を挙げてリードを奪うと、隅田は6回まで投げてマウンドを降りた。
7回は平良、8回はボーが無失点に抑えると、最終回はアブレイユが登板。しかし、先頭を走塁妨害という不可解な判定からアブレイユはノーアウト2,3塁のピンチを招いたが、浅いレフトフライと2つの三振でゲームセット。
ライオンズの連敗はまた8で止まった。ライオンズは後半戦ようやく3勝目を挙げて、30勝に到達した。
不可解な走塁妨害
9回の先頭打者の打球は1塁線へのボテボテのゴロ。このゴロを取りに行ったアブレイユが1塁ベースを踏んでアウトかと思われたが、ライン内側にいた1塁手野村が球審に走塁妨害を取られて出塁を許した。
この場面、アブレイユが取りにいくボールではなかったし、ボールを取るのであればタッチするべきだっただろう。
野村もボールを取りに行ったことで、アブレイユが捕球した後に打者走者を避けることになった訳であるが、リプレイを見ても、野村は明らかに避けており走塁を妨害をしているようには全く見えない。
全く不可解な判定であったが、それを補うかのように、2アウト目の三振はボールではないかというコースをストライク判定した球審である。
走塁妨害はライオンズサイドには納得できないし、ストライク判定はホークスサイドには納得できない判定だろう。勝つには勝ったが、最後は審判に翻弄された展開となったのは少しモヤモヤする。
コメント