2025年7月30日 オリックス15回戦
前日の試合で連敗を止めたライオンズであったが、この試合では先発高橋光成がピリッとしない。4回に3安打で1点を先制されると、5回には4安打で3点をさらに失った。
6回に外崎とデービスのタイムリーヒットで2点を返し、2点差としたが、直後の6回裏に高橋光成がさらに2点を失った。高橋光成は6回11安打6失点で降板。
9回に西川の2ランホームランで2点差に迫ったが、時すでに遅し。楽天が勝利したため、ライオンズは5位に転落した。
不可解な選手起用
この試合の敗因は5番DH外崎の起用、デービスの3塁での起用、高橋光成の6回続投、代打山村の起用であろう。
外崎は4回ノーアウト1,2塁でバントを投手前に転がして1-5-3の併殺打。バントさせるならDHで起用するなと言いたい。外崎は1本タイムリーヒットを打ったものの、4回のバント失敗は非常に痛かった。
デービスは3塁で起用されているが、決して守備はうまくない。3塁がカットできなければ内野安打になる打球をカットできず内野安打にしてしまうのは何度目だろうか。守備範囲が狭く、投げるまでのステップは多い。エラーの後、解説の元監督の辻氏は下手くそなだけでしょうとコメントしたが、その通りである。
デービスを起用するならDHしかないだろう。
そして2点差に詰め寄ったのに5回までで9安打を打たれまくっている高橋光成の続投である。決め球がことごとく甘くなり痛打されているのに、続投を選択したベンチの責任は大きい。
最後は代打山村である。8回1アウト1,2塁で3球のうちストライクは1球のみ。2球はボール球を振り、3球目は当てるだけの内野ゴロである。何を考えて、何を準備して出てきたのだろうか。代打山村は全く使えない。
結局ベンチの采配で負けるべくして負けたゲームである。5位に転落したのであれば、選手の育成に切り替えて外崎、源田あたりは2軍に落としてもいいのではないだろうか。
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