【オリックス14回戦】延長で勝ち越し連敗は5でストップ

2025年7月29日 オリックス14回戦

共に5連敗中のチーム同士の対戦。ライオンズ先発の武内が2回、完璧に打たれた一発で2点を先制されて苦しい展開。

しかし5回にライオンズ打線が反撃。古賀と滝澤の連打で1,2塁のチャンスを作ると、西川のタイムリーヒットでまずは1点差。さらに2アウト1,3塁からネビンが3塁強襲ヒットで同点となった。

9回までにライオンズ打線はヒットを9本放ったものの、結局2点止まりで勝ち越せず、同点のまま延長戦に突入。

延長10回、2本のヒットと四球で1アウト満塁のチャンスを作ると、オリックスのバッテリーエラーで1点を勝ち越し。さらに源田の四球で満塁と攻め立てたが、佐藤太陽が三振に倒れて1点止まり。

1点を守るべく10回裏は山田が登板。1アウト3塁の大ピンチを作ったが、内野前進守備の賭けに勝ち、山田はプロ初セーブ。

ライオンズの連敗は5で止まった。

苦しい打線

好調ネビンの後の重要な5番に入ったのが長らくヒットを打っていない外崎。その外崎は1本ヒットを放ったものの、3三振。得点圏では3度打席が回ってきたが、いずれも凡退であった。村田が打てないとはいえ、なぜDHで外崎なのか...

さらには支配下登録されてスタメン出場中の佐藤太陽。この日も5打席ノーヒットで、9回大事な場面でのバント失敗、10回2アウト満塁で三振である。

佐藤は粘れるのはいいが、やはり1軍の投手のボールには対応できていない。守備でも、怪しい送球もあれば、明らかに下手くそなタッチで盗塁を許した場面もあった。10回の打席では追い込まれてバットを短く持ってほしかったが、まだまだ1軍レベルではない。

走塁ミス

野球にミスは付き物と言うが、走塁ミスだけは絶対にダメである。

4回1アウト1,2塁で佐藤の投ゴロに2塁ランナーネビンが3塁オーバーランでタッチアウト。さらに8回、ヒットで出塁した渡部聖がネビンの大飛球に1塁に帰塁できずアウト。大引と熊代は何をやっているのだろうか。

特に4回の場面、おそらく2塁走者ネビンは投ゴロ併殺と思って気を抜いていたのだろう。しかし、3塁コーチがきちんとストップしておけば、ネビンは3塁で止まれたはずである。熊代まで気を抜いていたのではないだろうか。

11安打を放ちながら、走塁ミス2つでは得点が入るはずはない。弱いチームから抜け出すためにはミスをなくす必要がある。

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