【オリックス9回戦】9回に隅田が力尽き3タテならず

2025年5月18日 オリックス9回戦

オリックスに3タテを狙った試合、先発隅田は同点の最終回までマウンドに向かった。しかし、9回ランナーを2人出したところで降板となり、隅田の勝ちはなくなった。

初めてイニング途中からの登板となったウィンゲンターが抑えきれず、ヒットで満塁のピンチを迎えると、続く打者に押し出し死球を与えて勝ち越し点を献上。さらに犠飛を打たれて2点差とされた。

9回裏は反撃の糸口すらつかめず、三者凡退でゲームセットとなった。

8回1/3を投げた隅田は2敗目。自責点は3で防御率は1.33となった。

打てない守れない

打線は初回に渡部聖のソロホームランで先制したが、隅田への援護はその1点のみ。4安打しか打っていない打線であるが、特にサードとライトが酷いバッティングであった。

まずはライト。2打席とも内角高めのボールにバットに当たってしまったようなバッティングで同じようなサードへのファールフライ。そもそも初球、2球目で手を出すようなボールではなく、打席に入る準備ができていなかったと言わざるを得ない。

交代したライトはいつも通りの力のないサードゴロ。ただ、代わったライトはその後9回にライトへの大きなフライをファインプレーでキャッチしており、守備では貢献している。スタメンでは起用すべきでないが、守備固めでは起用してもいいだろう。

一方のサード。3打数ノーヒットであったが、3打席目は今季の打撃を象徴するようなボール球ばかりに手を出しての三振であった。さらにそのサードは9回、隅田の交代の引き金となるサードへの内野安打を生んだ。強い当たりではあったが、取らないといけない打球である。打てない守れない選手をいつまで起用して投手の勝ちを消すつもりなのだろうか。

敗戦につながった誤審

勝ち越し点を与えた押し出し死球であるが、明らかにスイングである。リクエスト映像では右腕に当たっているように見えたが、スイングしていれば三振である。

当たった後に1塁塁審がセーフのジェスチャーをしていたため、おそらくチェックスイングがあったのだろう。チェックスイングでノースイング、リクエストではスイングは対象外のため、ノースイングという判定は変わらない。結果、ボールは当たっているため死球という判断であろう。

当たったか否かの判定には誤りはないが、スイングの判定が誤審である。試合を決めるような誤審だけはダメ絶対!

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試合結果

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    やはりですか。その場面を見逃しているので言明は出来ないが、恐らく筆者の判断が正解かなと思います。サードは、ホットコーナーと呼ばれ、外崎選手のサードは、打球の勢いにグラブが押される場面を眼にすることが多いと感じます。そもそも彼は、ショートとしてデビューしたが、グラブが打球の勢いで押されて弾く場面が多かったことが記憶にあります。正直、彼には悪いがサードに打球が飛ぶとヒヤッとします。源田、滝沢選手の信頼感に遠く及ばない。ライトとサードへのテコ入れが無ければ、今後の上昇はないし、全ては駒不足なのだろう。