2024年8月17日 楽天19回戦
台風の影響で1日休みとなった休み明けのゲーム、ライオンズ打線が序盤に爆発した。初回に先頭打者西川の死球から3連打で3点を奪うと、2回には打者14人、7安打で8点を奪いゲームを一方的な展開とした。
大量援護をもらった先発今井であったが、ピリッとしない内容。初回から3回まで毎回失点で4点を失った。4回以降は2併殺で失点こそなかったものの、結局6回まで三者凡退のイニングはなかった。大量援護に守られた今井は6回98球でマウンド降り、久々の5勝目を挙げた。
打線は先発全員安打の16安打11得点であった。
大勝したものの…
11-4の7点差で大勝であったが、快勝とは言えない内容であった。
まずは今井。6イニングのうち4イニングで先頭打者を出し、そのうち3人は四球のランナーであった。先頭打者を出さなかったイニングも3ボールとフルカウントであり、危うく四球になるような投球内容である。制球が悪すぎで3回まで毎回失点で、打線の11得点がなければ3回で降板になってもおかしくない内容であった。
次に打線。初回3点取ったものの、外崎がバントで送れず、山村が3ボールからボール球を空振り。外崎も山村もタイムリーヒットを放ったが、結果オーライで済ませていい内容ではない。
続く2回には先頭奥村が初球凡打(記録は三エラー)、続く古賀はバントが小飛球となり、あわやゲッツーという内容である。エラーと投安でチャンスとなったが、こちらも結果オーライで済ませていい内容ではない。
3回以降は7イニング6安打無得点、2併殺である。バントはゼロ、進塁打もゼロである。特に外崎はバントを決められなかったのだから7回の打席でバントのサインでもよかったが、強硬策で二直併殺となった。
順位を争っているチームであれば、結果オーライでもいいが、ほぼ最下位が確定している状況では結果より内容を重視すべきである。大勝したにもかかわらず、非常に残念なゲームであった。
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