【日本ハム10回戦】終盤逆転で日本ハムにお返し

2025年6月28日 日本ハム10回戦

初戦を今井で落とした3連戦の2戦目、勝ちが必要な試合での先発は隅田。立ち上がりはよかった隅田であるが、3回に初球が甘く入り、万波に一発を許し先制点を献上した。

ライオンズ打線は苦手の山崎福に抑えられ苦しい展開。しかし、その山崎がマウンドを降りた7回に2本のヒットと四球で2アウト満塁のチャンスを作ると、代打外崎が執念の一二塁間を破るヒットで同点。

同点に追いついてもらった隅田は8回もマウンドに上がったが、またしても初球をミスって水谷に勝ち越し弾を献上した。8回2失点であるが、悔やまれる2球で隅田はマウンドを降りた。

1点ビハインドの8回裏、ヒットの西川を滝澤が送ると、ネビンが四球で2アウト1,2塁のチャンス。ここで長谷川が内角のボールをレフトポール際に打ち込む大ファールで三振前のバカ当たりかと思われたが、次の球を右中間へ打ち逆転の3塁打。

1点リードした最終回は平良がピシャリ。終盤逆転された昨日のお返しで逆転勝利を決めたライオンズであった。

新庄采配に助けられた逆転勝利

8回の場面、2アウト1,2塁で2塁ランナーは西川である。2アウトであり、ワンヒットで同点になる場面であるが、新庄日本ハムは外野前進守備を選択した。その結果、長谷川の打球は右中間へ飛び、フェンスまで届かない打球でも三塁打となった。

1点を守りに行ったことで逆転を許した采配であった。この場面は、同点まではOKで外野を前進させるべきではなかったのではないだろうか。ただ、勝ちに行く采配に悔いはないのかもしれない。

一方の西口監督の采配

7回の代打外崎で追いついたが、続く古賀をそのまま打席に送って同点止まり。なぜ代打中村を出せないのか。ここは同点でいい場面ではない。一気に勝ち越す場面である。

中村を代打で出したところで勝ち越せたかどうかは分からないが、少なくとも古賀よりは期待値は高いだろう。仮に負けたとしても、勝負手を打たずに負けるのと、勝負手を打って負けるのとは大違いである。西口監督は勝負師としては物足りない。

長谷川がよくなった

お調子者の長谷川であるが、最後はお立ち台でオンラインカジノの件を謝罪した。その長谷川は魚雷バットに代えて調子を上げ始めたが、ここ最近は、非常にいい場面で打つことが多く、打率は2割5分まで上がってきた。

このところはバットを短く持っているが、バットを短く持っても打球が飛ぶということが分かったのであろう。このままのスタイルを続けて、決してバットを振り回すバッティングには戻らないでほしいものである。

にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ

スポンサーリンク

スポンサーリンク
試合結果

コメント