2025年6月27日 日本ハム9回戦
ライオンズは2回に相手のエラーで先制すると、3回には1軍に復帰した渡部聖の一発で2点目を奪った。
2点をもらった先発今井であったが、4回にアクシデント。一発を浴びて1点差に詰め寄られた後、2アウトを取ったが1,2塁のピンチを迎えたところで、マウンド後方でしゃがみこんだ。熱中症なのか体調不良でベンチに戻ると、マウンドに戻ってくることはなかった。
今井の降板を受けて緊急登板となった山田は、連続四球を与えて同点としてしまった。
早々に継投となったライオンズは山田の回跨ぎ、ウィンゲンター、佐々木が守備にも守られて無失点で凌いでいたが、8回に甲斐野が前回登板に続いて炎上。4安打1四球で3点を失い、終盤で痛い勝ち越しを許すと、反撃もなくそのままゲームセット。
今井の先発試合で痛い星を落とした。
采配に大いに疑問
同点の6回、1アウト1,3塁のチャンスでベンチは仲田にセーフティースクイズを選択。
ここ数年、セーフティースクイズなんて決まったことはほとんど記憶がない。それにも関わらず、セーフティースクイズを選択。3塁ランナーをスタートさせるいわゆるスクイズを選択しないのはなぜだろうか。
空振りしたときのリスクを考えているのかもしれないが、得点を奪いにいくときに失敗のことを考えても仕方がない。なぜベンチは腹をくくって采配する必要がある。
もっと言えば、その前の長谷川が出塁した後の源田へのサインも同様である。送りバントのサインで決まらず追い込まれて、結局見逃し三振。何としてもランナーを送りたい場面であり、今日の源田は日本ハムの伊藤に全く合っていない。スリーバントにするべきであった。
さらには、中村の代打のタイミングであるが、上述の通り源田は全く合っていなかったのであれば、8回ノーアウト1,2塁、源田の打順で代打中村を起用すべきであった。
負けるにしても、最終回古賀への代打は牧野ではなく昇格した岸を起用すべきだろう。何から何まで疑問に残る采配ばかりが目立った試合である。
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