【オリックス8回戦】打って守って走った滝澤がサヨナラヒットでライオンズが連勝

2025年5月17日 オリックス8回戦

オリックスに対して連勝したいライオンズは今井が先発。その今井を援護するべく、2回に2安打と四球で満塁のチャンスを作ると、源田が先制の犠飛。さらに4回には相手の2エラーが絡み、ノーヒットで2点目を奪った。

2点をもらった今井は3試合連続2桁奪三振を目指してピッチングを続けた。8回に9つ目の三振を奪ったが、満塁のピンチを招き、犠飛で1点を返され久々の失点。8回1失点でマウンドを降り、3試合連続2桁奪三振は達成できなかった。

1点リードのまま9回は平良が登場。2アウトを簡単に奪った平良であったが、連続長短打を浴びてあっさりと同点を許し、今井の5勝目は消えた。

延長に入り10回は山田が3者凡退で抑えると、10回裏2アウト満塁のサヨナラのチャンスから、この試合で好守に大活躍の滝澤に回ると、滝澤はこの試合4本目のヒットを放ち試合を決めた。

頑張っている山田がご褒美のプロ初勝利となった。

蛭間が1軍昇格

前日先発した渡邊勇太朗とモンテルが抹消され、蛭間が昇格となった。抹消すべき調子の悪い打者は他にいるはずだが、1軍残留となった。

昇格した蛭間は即スタメン出場して初打席初球をヒットにし、先制点をお膳立てした。結局蛭間は2打数1安打1犠打で、7回から長谷川に交代した。打てない長谷川よりもしばらくは蛭間をスタメンで起用するべきであろう。

取るべきところで仕掛けない

2点リードは1人のランナーがでれば同点にされるピンチである。たとえ今井であっても2点では不安であり、それが不安定な平良であればさらに不安である。

追加点を奪うチャンスはあった。6回、死球とヒットと犠打で1アウト2,3塁のチャンスで打者は古賀である。2点しかリードがなく、中村か栗山を代打に出すべきであった。

外野フライでいい場面で、古賀は低めのボールを3球振って3球三振である。なぜ目付を上げていないのか、追い込まれるまで3球とも振るべきボールには見えなかった。何を考えて打席に立っていたのだろうか。

結局1点差に詰め寄られた8回に、1アウト1,2塁から古賀には代打が送られた。6回に古賀に代打を出して得点を奪えた保証はないが、3球で終わる古賀よりも期待値はあっただろう。さらに、8回に古賀に代打をだすのであれば、6回の時点で代打を出すべきであった。

消極的な采配が今井と平良を苦しめたと言っても過言ではない。この試合、首脳陣は滝澤に感謝するべきである。

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試合結果

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