2025年5月31日 オリックス10回戦
先発今井が今シーズンの中では悪い内容のピッチング。5回に2アウトを取ってから2四球で2人のランナーを出すとタイムリー2塁打を打たれて先制の2点を献上。続く6回にも2アウト1,2塁のピンチを迎えたが、ここは今井が踏ん張り無失点。
すると7回、2アウト満塁のチャンスを作ったところで代打外崎がベンチの期待に応えて、2点タイムリーヒットで同点に追いついた。
6回を終わって108球の今井は、同点となった7回もマウンドに上がり三者凡退に終えると、10試合連続HQSを達成したマウンドを降りた。
そのまま延長に入り、11回に登板した山田がつかまった。ここまで15試合連続無失点の安定感抜群の山田が2アウトを簡単にとったものの、最後はサヨナラ本塁打を打たれてジエンド。
山田で打たれたなら仕方ない、それよりも打線と思える試合であった。
下位打線が酷い
下位打線常連の古賀が6番に上がり、7番には蛭間、8番には児玉、9番には仲田がスタメン出場となった。
7番以降では蛭間が1本ヒットを放ったものの、8番、9番は共にノーヒットで7回のチャンスで連続代打を送られた。
特に結果が求められる児玉、仲田は5回の1アウト1,2塁のチャンスで共に三振である。三振すること自体、仕方ないが、共に見逃し三振では話にならない。甘いとは言わないが、手も出ないような厳しいコースでもないボールに見逃し三振ではこの先チャンスも減るだろう。
良くも悪くも外崎
スタメンを外れた外崎が7回代打で値千金の同点打。さらに10回にも先頭でヒットを放ち、チャンスを作った。
しかし、9回裏にはサードへの強い当たりをはじいてサヨナラのピンチを招いた。記録はエラーではなくヒットではあるが、強い当たりを取れないプレーを何度見たことか。やはり外崎は3塁では厳しい。
そして11回には2アウト2,3塁から死球で出塁し満塁となった。この場面、投手に怒りを表してもよかったのではないだろうか。それによって次の打者へ特にインコースに投げにくくなるはずである。当たっても怒らないのが美徳という考えは捨てるべきである。
途中出場ながら、良い面も悪い面も満載の外崎だったと言えるだろう。
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