2024年4月14日 ソフトバンク3回戦
高橋光成が復帰した試合であったが、高橋光成でも勝てず、戒めシリーズの3連戦はライオンズが今季初の同一カード3連敗で連敗は5に伸びた。
高橋でも勝てず
今季初登板となった高橋は1回を除き毎回ヒットを打たれるピッチング。それなりに調子は戻っているのだろうが、本調子と言えるのかは疑問である。
6回4失点は物足りないが、6回の3点はコルデロの守備で取られた点であり、実質的には6回1失点の投球内容であり、それなりに抑えたとは言えるだろう。ヒットを9本打たれ、3つの与四球で球数が増えた点を次の登板で修正できるかがポイントになるだろう。
打てない守れない
コルデロがこの試合でも2三振で4試合連続マルチ三振である。この4試合の間ノーヒットである。ヒットが出なくてもチームに貢献できる打席はあるはずだが、三振では全く攻撃で貢献していないことになる。
さらに6回の守備では目測を誤ったのか、浅めの守備位置ながら、浅いフライを取れずに打球を後ろに逸らし3塁打を許して2点を献上するプレーははっきり言って使えない。
対戦相手は一巡し、スタメンで起用する選手を見極めるタイミングではないだろうか。補強した以上はある程度コルデロを起用するのは理解するが、打てない守れないでは話にならない。コルデロは2軍でもっと日本の野球に慣れさせるべきではないだろうか。
アギラーが2戦連発
なかなか本塁打が出なかったアギラーであるが、昨日の試合に続いて連発。いいところのないチーム5連敗であるが、アギラーが本塁打を打てるようになったのは唯一のポジティブ要素かもしれない。
選球眼はよく、ボールをあまり追いかけず、それなりに打率を残せるだろうと思われるアギラーである。4番アギラーの前にどれだけチャンスを作って回せるかが今後の得点力アップのカギとなる。
コメント
平良投手に敢えて一言。エースとは、自分の主張『低めは必要ない。自分の球では高めで勝負し奪三振王を目指す。』を押さえても、低めに徹して長打を避けチームの勝ちに繋げる投球をするべきである。ましてや、過去の2回の登板を見ていても、変化球も支配できているとは言えないし、負けるべくして負けているように思えます。
恐らく、近き将来にもメジャーへの構想もあるのだろうが、押しも押されぬ投手としてアメリカに渡って欲しいものである。あの3年連続沢村賞の山本さえ厳しい洗礼を受けている。5連敗の出だしは彼の登板での負け試合である。明日の登板を期待したい。
【追記】決して、一人の力で試合に勝てるものではない。大事なメッセージを送る首脳陣、主力は居ないのか、このチームには!