【オリックス13回戦】菅井が7回無失点の好投でプロ初勝利を挙げ、連敗を8で止める

2024年7月15日 オリックス13回戦

やっと勝った。やっと連敗が止まった。

連敗を止めたのは2度目の先発の菅井であった。制球よくテンポよく投げた菅井は7回無失点の好投。

打線は初回ノーアウト3塁から3者三振、2回にはノーアウト1,2塁からランナーを進めることもできずに無得点。あいかわらずの攻撃でチャンスをことごとく潰したが、6回先頭西川2塁打で出塁すると、山村の進塁打を挟んで、野村の犠飛で先制。

さらに8回、この試合2度目のバント失敗でランナーを進められなかったが、栗山がバント失敗をカバーするタイムリー2塁打で追加点を奪うと、炭谷のタイムリーヒットも飛び出してリードを3点に広げた。

8回にはリリーフに回ったボーが完璧に抑えると、最後はアブレイユが締めてゲームセット。ライオンズの長い連敗は8で止まった。

菅井がプロ初勝利

連敗ストッパーとなった菅井がプロ初勝利。プロ初先発では制球を乱して四球が多く、苦しいピッチングであったが、この試合は制球よく完璧な内容であった。7回無四球無失点での初勝利は素晴らしいの一言である。

菅井は当然お立ち台に上がったが、お立ち台には上がらなかった影の勝利の立役者は、菅井を支えた炭谷ではないだろうか。

7回2アウト2,3塁の一打逆転のピンチでは、1ボールからチェンジアップ2つで連続空振りを取って追い込むと、炭谷は内角高めのストレート要求。菅井は炭谷の要求に応えて素晴らしいストレートで三振をとりピンチを切り抜けた。

ラストボールの内角高めのストレートは古賀では選択できない配球だっただろう。菅井の度々のワンバウンドを後ろに逸らすこともなく、ブロッキングでも完璧だった炭谷は古賀よりも優先して起用すべきである。

外崎の状態が悪すぎる

チャンスで併殺は何度目だろうか、外崎のバッティングが酷すぎる。2回の併殺だけでなく、8回も投手が取り損なうことがなければ併殺になる打球であった。

調子が悪くて外崎をスタメンから外すことを決めたのではないだろうか?コルデロが体調不良でスタメン発表後に交代となったが、外崎を外すことを決めたのであれば、コルデロに代わって起用するのは滝澤でもよかったのではないだろうか。ベンチも覚悟を持って決断すべきである。

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