【日本ハム20回戦】元山が劇的逆転サヨナラ打

2024年9月1日 日本ハム20回戦

栗山の劇的な一発で逆転勝利をした昨日の試合に続き、この日は劇的なサヨナラで勝利で飾った。

先発武内が立ち上がり苦しみ、謎のボークを取られると、元山のエラーも絡み、2本のタイムリーヒットを打たれて2点を失った。さらに、武内は、6回に一発を浴びて合計3失点。6回途中でマウンドを降りた。

3点リードされたライオンズであったが、6回裏にようやく反撃。滝澤の四球から西川の一発で1点差。さらに元山のタイムリーヒットで同点に追いついた。

しかし、9回アブレイユが誤算。先頭四球からピンチを招くと、2本のタイムリー長短打で2点を失い、敗色濃厚の展開となった。

ただ、ライオンズのドングリたちは諦めていなかった。先頭長谷川の四球、西川のヒット、平沼の四球で満塁とすると、代打栗山が四球を選んで押し出し。最後は元山がこの試合4本目のヒットでサヨナラ勝ちを決めた。

ライオンズは日本ハムに連勝しカード勝ち越した。

影のヒーローは…

サヨナラ打を打った元山がヒーローであるのは間違いないが、影のヒーローは間違いなく栗山である。

2球で追い込まれた栗山であったが、そこから粘り、ボール球を見極め、最後はワンバウンドになるフォークにバットを止めた。明らかなボール球は1球もなく、栗山でなければ選べなかった四球であり、栗山でなければゲームは終わっていた。さすがの選球眼であった。

ドングリたちの成長に期待

源田が結膜炎で途中交代し、代わりに出場した滝澤が1安打1四球のいい働きを見せた。

調子の上がらない外崎は、1点ビハインドの6回1死1,3塁で内野フライ。最終打席は代打栗山が送られた。いまさら外崎の調子を上げたところで何にもならない。残り試合は源田、外崎を外してスタメンを組むべきである。

この試合はドングリたちが頑張った。源田、外崎がいなくても、佐藤龍、平沼、山村、滝澤、元山で試合はできる。エラーは増えるかもしれないが、それも経験である。戦力外にしないつもりのドングリたちを積極的に起用すべきである。

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