【ソフトバンク16回戦】終盤に外崎の一打で勝ち越し3連戦1勝1敗に

2024年7月20日 ソフトバンク16回戦

初回に野村の移籍後初ホームランで2点を先制すると、蛭間が続き2本のホームランで3点を先制したライオンズであったが、先発今井の出来がイマイチ。

初回こそ三者凡退の立ち上がりであったが、援護点をもらった直後の2回に2四球で2人のランナーを背負うと、柳町に一発を浴びてあっという間に同点とされた。その後は無得点に抑えるピッチングを続けた今井だが、制球は悪く球数が多く7回115球でマウンドを降りた。

8回にボーが死球でランナーを出したが併殺で切り抜けると、その裏2死球とヒットで満塁のチャンスを作ると、今一番期待できない打者外崎がレフトライン際への2塁打を放ち2点を勝ち越した。

最終回はアブレイユが2人のランナーを許したものの、無得点に抑えてゲームセット。ソフトバンク3連戦を1勝1敗とした。

今井がイマイチ

シーズン当初は制球が良くなったように思われた今井であったが、ここ最近の登板は制球悪く、四球が多く失点も多い。試合を支配するようなピッチングが今年は非常に少ない。

狙ったところに投げられずに投球後にセンター方向を向くことも多々あり、捕手からの返球に時間を要し、テンポが悪いピッチングも守備時間を長くするだけでチームにとっては非常によくない。もっとエースとしての自覚をもってチーム全体のことを考えて投げるべきであろう。

3塁の壊れた信号機

8回に外崎のヒットで勝ち越したものの、その前の1アウト1,2塁、山村がライト前ヒットを放った時点で2塁ランナーを本塁に突入させることはできなかっただろうか。ライトが捕球した時点で2塁ランナーは3塁に到達しており、タイミング的には回しても問題ないと感じた。

この試合だけでなく、3塁阿部コーチの判断には疑問があることが多い。適切な判断ができているとは思えない。打てない打線に判断を誤るコーチでは点がなかなか入らないのも無理はない。やはり黒田コーチを1軍に戻すべきではないだろうか。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    お尋ねします。蛭間選手は、何処が凄くてドラフト1位だったのだろう。長打力に長けているで無く、守備力に長けているわけでもなく、脚力でもなく、強肩でもない。大学野球では輝けてもこの世界では難しい気がします。ほぼほぼ、速い球を叩けない。渡部、蛭間の大学野手ドラフト1位がこれでは現状の貧打線は致し方ない。西武球団の大刷新無くして、今後の暗黒時代は永く続くであろう。半端な選手での単独指名ではなく競合で実力野手指名に望んで欲しい。それにしても、選球眼の無さ、スイングスピードの無さ、球をしばく腕力の無い野手の多いいこと。指導力の問題か、選手の能力の問題か!どっちにしろ低迷が続きそう。

    • Mr.H より:

      蛭間は確かに何かに長けているわけではないですが、活躍できるアベレージヒッターにはなると考えています。同じ2022年ドラフト1位で大活躍している選手がどれだけいるかと言われれば、阪神の森下くらいではないでしょうか。まだ2年目なので、多くを求めるのは酷だし、もう少し様子を見る必要はあると思います。

      4年目の渡部は難しいと思いますが、同年ドラフトの山村がモノになりそうなのでドラフトとしてはハズレではなかったと思います。選手個人の技術不足もありますが、指導力不足も問題でしょうね。今季は残りの後半戦で蛭間、山村、西川、野村あたりにそれなりの目処がつけばいいのではないかと考えます。

  2. 福岡のレオ党 より:

    確か、阪神の森下選手ははずれ1位でしたよね。多分、多分ですが、渡部、蛭間両選手は、どの球団もドラ1位の指名は無かったと思います。確実性はともかく、スイングスピードは森下選手には遠く及ばないと思いますよ。今後は、アベレージヒッターとしての成長を期待しますが、守備に関してはプロレベルとしてはお粗末過ぎます。いつも冷や冷やものです。
    【追記】若林選手の活躍に拍手!松原、野村選手への我慢強い起用を彼に出来なかったのが残念です。確かに打撃は荒かったが、スピードと思い切りでは長けていたし残念でした。大きな怪我からの復帰、せめて後1年我慢して欲しかった。逆に彼の野球人生では逆に『幸運』でありこのチャンスを活かしてほしい。フロックで1試合2本のホームラン、サヨナラホームランを打てるものではないよ。それにしても、2軍でくすぶっていた選手が、トップバッターとクリンナップでの起用とは、他の選手は何をやっているのかと一言物申したいですね!