【日本ハム10回戦】ミスだらけで好投の渡邊を見殺しにして4連敗

2024年7月9日 日本ハム10回戦

ロッテ3連戦で3タテを喰らって迎えた日本ハム2連戦、先発渡邊勇太朗が序盤から打たれながらも粘ったが、4回に内野ゴロの間に先制点を献上。

しかし、ここから渡邉は立ち直り、5回から7回までパーフェクトピッチング。6回に西川のタイムリーヒットで追いついてもらった渡邊はプロ自己最長の8回を投げた。8回105球1失点の好投ながら、打線が援護できず、渡邊には勝ち負けが付かなかった。

9回はアブレイユが3者凡退に抑えたが、10回に松本が先頭打者を追い込んでから死球を与えると併殺崩れで1点を失うと、清宮に決定的なホームランを浴びて試合は決した。

敗れたライオンズの連勝は4に延びた。

バント

先頭打者を出塁させてバントを決められなかったライオンズの8回の攻撃、ランナーを進めることすらなくチェンジとなった。一方、先頭打者を出塁させてバントを決めた日本ハムの10回の攻撃は、一気に3得点である。

そもそも打って得点できないチームが小技が出来なくてどうする。バッティング練習をするより、必死でバント練習をするべきではないだろうか。

幻の初ヒット

野村が右中間を破る打球を放ったが、結果はピッチャーゴロとなった。1塁を空過し、日本ハムのアピールプレーでアウトである。

リプレイを見ても、1塁塁審牧田の位置から野村が1塁に触塁したかどうか見えたのか微妙である。さらに、リプレイ映像では1塁ベースを踏んでいるようにも見えるが決定的ではない。塁審の判断に不満は残るが、明確に踏んでいなかった野村のミスである。

ただ、中継を見る限り、ベンチに帰って声をかけたのは滝澤と栗山だけだったように見える。ミスをしたとはいえ、加入したばかりの選手にもう少し気を使ってもいいのではないだろうか。

さらに気になったのは、清宮の本塁打の場面である。サード山村は清宮が3塁ベースを回るところで背中を向け触塁を確認していなかった。1塁空過というプレーが戒めにもならないのだろうか。幻の初ヒットとなった野村が打ったボールはベンチに戻ってきたが、ベンチに飾っておくべきである。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    初回のチャンスに外崎にバントの指示を出せないトップ、確かにプロなら……何とかというのは理解するが、外崎の3塁ランナーでのゲッツーの多さからして、また武内投手の登板試合を考慮すれば……である。ましてや、これだけ勝てないチームであるのに。多分、来シーズンGMも更迭であろうし、正直、ユニフォーム姿も絵になっていない感大である。首脳陣、選手等々、相当な動きがありそうである。とにかく、球団一新でないと出直せない気がします。