2025年4月27日 オリックス6回戦
1勝1敗で迎えたオリックスとの3戦目、不甲斐ない投球を続けていた渡邉勇太朗はやはりコントロールがイマイチで球数が多い投球であった。
渡部聖の2本のタイムリーヒットで2点をもらった渡邉勇太朗は、7回に先頭に四球を出すと、ボールカウントを悪くして打たれた痛打が同点の本塁打となってしまった。7回2失点でなんとか先発の役割を果たしたが、渡邉勇太朗には白星はつかなかった。
終盤に追いつかれてこの試合も延長かと思われたが、最終回外崎のヒットからの代打攻勢で中村が軽打で試合を決めた。
今季初のサヨナラ勝ちでライオンズは連勝を飾った。9回1イニングを大きなピンチを迎えながら抑えた甲斐野が移籍初勝利を挙げた。
山田が初ホールド
プロ3年目の山田が初ホールドを挙げた。ここまでビハインドの場面での登板だった山田は防御率0.00が評価されたのか、この試合では8回同点の場面で渡邉勇太朗の後の2番手で登板した。
山田はヒットでランナーを一人許したものの、無失点で初ホールドを記録。不安定なリリーフ陣の防御率が悪い中、山田はリリーフ陣の救世主となれるのではないだろうか。
9回に投げた甲斐野は球種が少ない中あいかわらずコントロールが悪く、狙い打たれる場面が多い。不安定な甲斐野より山田の方が今後に期待が持てるのではないだろうか。
コメント
3連戦の頭で嫌な負け方をしたにも拘らず、連勝したのは、チーム力が上がってきたものと推測します。あくまでも昨年に比べてのものであり、決してペナントを奪回するチーム力にはまだまだ程遠い気がします。今後、西口監督以下の首脳陣が如何に、レベルを上げていくのかを期待しながら観戦していきたい。5月に入れば、武内投手が戻りローテの再編となりそうで、恐らく渡邊投手は、上田、與座投手との先発、抹消の中での6番目の先発椅子を競うことになりそうである。あの球威と制球力では難しい気がしますし、何かが足りない気がします。決め球が無いことが、何気に投球の不安定さを感じさせるのでしょう。剛球とジャイロの今井投手、チェンジアップの隅田投手、制球力と多彩な変化球の武内投手、球の切れと腕の出所が見えにくい菅井投手、豪快な腕の振りとフォークの高橋光投手、それぞれがそれぞれの『顔』を持っている。
菅井、與座投手で挑むあと楽天2戦、兎に角連敗だけは避けたいですね。ここを5分で乗り越えれば、今井、隅田投手で貯金への流れを作れる構想が出来上がります。ここがチーム力を上げる大事な試合である。彼ら二人に5割に戻す力投を期待するのでは後手を踏みます。この2戦、是が非でも、勝機があれば取りに行く姿勢を示して欲しいものである。リリーフ陣総動員で乗り切りましょう。期待しています。