2025年7月19日 ソフトバンク16回戦
ライオンズの先発は中13日の登板となった今井。しかし、初回から制球がイマイチで空振りも取れず、粘られて四球でランナーを出す苦しいピッチング。3つの四球で1アウト満塁のピンチを招いた今井であったが、連続三振で初回のピンチを切り抜けた。
さらに今井は3回、2四死球とヒットでまたしても満塁のピンチ。ここも何とかしのいだが、4回にとうとう捕まった。
ヒットと犠打でピンチを招くと、今井はタイムリー2塁打を浴びて失点。さらに2本のヒットを浴びて合計2失点。球数が嵩んだこともあり、5回105球2失点で今井はマウンドを降りた。
一方のソフトバンクの先発モイネロが今井と比べて雲泥の差。初回に渡部聖のヒットが出たが、以降は9回までノーヒットピッチング。
結局2安打ではなにも起きず、モイネロの前にライオンズは完封負け。ライオンズは再び勝率5割を切った。
なぜ早打ちなのか
ライオンズ打線はいい投手が相手だとことごとく早打ちである。チームとしての方針なのかもしれないが、早打ちは果たして正しいのだろうか。
追い込まれるとボール球で勝負されることもあるため、早めのストライク勝負なのだろうが、それには一発で仕留める技術が最低限必要である。打ち損じばかりの打線で早打ちでは相手投手を助けることになるだけであろう。
結局この試合でもモイネロを9回まで投げさせることになった。どうせ打てないのだから、いい投手をいかにマウンドから降ろすかを考えるべきではないだろうか。
1打席で少なくとも3球は投げさせられるのだから、球数を投げさせるのが正解ではないだろうか。
打てないなりの采配
打てないのだから、ランナーが出ればバントを多用するのは明らかである。
しかし、バントが下手くそ。3回、先頭源田が出塁したが、続く古賀がバントを決められず追い込まれて強攻策。その結果、併殺打という最低の結果である。
打てない守れない捕手なのに古賀に何を期待しているのだろうか。併殺でモイネロを助けるくらいなら、スリーバント三振でいいのである。采配も中途半端である。
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