【オリックス20回戦】2試合連続1-0の完封勝利で久々の連勝

2024年8月21日 オリックス20回戦

2試合連続1-0の勝利でライオンズが6月末以来、久々に連勝した。

先発隅田は毎回のようにランナーを背負いながらも我慢のピッチング。6イニングを無失点に抑えると、6回裏に援護点が待っていた。

6回、先頭の西川がヒットで出塁すると、外崎のバント、源田の内野ゴロで3塁まで進むと、岸が三遊間を破るヒットで先制点を隅田にプレゼントした。その隅田は6回でマウンドを降りると、7回以降は平良、佐藤、アブレイユの無失点リレー。

隅田が8勝目、アブレイユが20セーブ目を挙げた。

笛吹けども踊らず

2試合連続1-0はヒヤヒヤの勝利である。大きな追加点のチャンスがあったが、自滅によりチャンスを潰した。

前日の試合は、ベンチが笛を吹かず選手任せの采配であったように見えたが、この試合はベンチが笛吹けども選手が踊らずである。

7回、先頭の佐藤龍がヒットで出塁すると、続く指名打者野村にはバントのサイン。指名打者にバントのサインというのは何とも悲しいが、その野村はボールを選んで四球で出塁し、ノーアウト1,2塁のチャンス。

ここで2塁ランナー佐藤龍に代走滝澤が送られたが、ここからが今年のライオンズを象徴するかのような攻撃であった。

続く蛭間にはバントのサインであったが、初球の低めのボールを蛭間が試みたバントが空を切ると、飛び出した滝澤が捕手からのけん制で2塁タッチアウト。蛭間はヒットで1アウト1,3塁とし、続く古賀にはスクイズのサイン。2球目をバントしたがファールとなると、続く3球目に連続スクイズを試みたが、オリックスバッテリーに外されて飛び出した3塁ランナー野村が憤死。そして、最後は古賀が空振り三振となり、完璧なチャンスの潰し方であった。

滝澤が牽制アウトになった場面は、蛭間が悪い。ストライクのボールを空振りするのが悪い。滝澤は責められないだろう。しかし、明らかにアウトのタイミングであるのにリクエストを要求するのはいただけない。リクエスト要求は滝澤が悪い。

さらに、古賀のスクイズの場面は、1球で決められない古賀が悪い。今季これまで古賀に何度かスクイズのサインが出たが、一度も決めていないのではないだろうか。全く話にならない。シーズンオフには徹底的にバントの練習をしてほしいものである。

打撃陣は不甲斐ないこうげきであったが、投手陣は2試合連続完封で頑張っている。明日も勝って今季初の3タテを達成できるか、今度は打撃陣が頑張る番ではないだろうか。

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