【オリックス3回戦】ボータカハシが先発で好投するも貧打線が1得点で敗戦

2024年4月4日 オリックス3回戦

6連戦の3戦目、ライオンズは今季から先発に転向したボータカハシがプロ初先発となった。

オープン戦では安定した投球内容だったボーは、ランナーを出した場面でのコントロールに課題はあるものの、6回途中2失点は先発としての役割を十分に果たす内容であった。

ただ、先頭打者を四球で出したランナーをバッテリーエラーも絡んでノーヒットで与えた1点目には悔いが残るだろう。2点目は水上が打たれた結果であり、5番目、6番目の先発としてボーは十分に期待できるだろう。

2点をリードされたライオンズ打線は、終盤7回に外崎の本塁打で1点を返すのがやっと。得点が奪えない打線はあいかわらず。オリックスを3タテすることはかなわず、連勝は2でストップした。

継投が早い

6回途中でマウンドを降りたボーは87球であった。ピンチを迎えたとは言え、球の勢いが落ちた感じはなく、もう1点我慢してもよかったのではないだろうか。

今季はすでにリリーフ陣の登板過多のような気がしてならない。先発をもう少し長いイニングを投げさせてもいいのではないだろうか。

ハマらない1番打者

金子がオリックスとの3連戦でノーヒット。四球は1つである。

打ち取られるにしても、出塁しようとするアイディアもなく、粘ることもない。3,4球であっさり打ち取られる場面が多い。9回には金子に代打栗山を送ったことからも、ベンチは1番金子がハマってないことは認めているだろう。

オープン戦の終盤にヒットを重ねて1番で起用されている金子であり、オープン戦に結果が出ずに9番で起用されている源田であるが、開幕してからの結果は真逆である。1番金子を外して調子のいい源田を起用することも考えるべきではないだろうか。

得点が取れない打線

1アウトで3塁にランナーがいる場面でこの試合でも併殺打でチャンスを潰した。前日の試合でも同じ場面で2つの併殺打である。

チャンスを作るまでは、犠打であり、エンドランであり、ベンチがの采配はいいのだが、肝心の得点をいかに取るかという場面ではベンチは選手に任せきりのように感じる。

この試合での源田のセーフティースクイズ(結果はファール)も源田のアイディアであるだろう。いかに得点を取るか、そこでベンチは采配を放棄せずに少ないチャンスで得点を奪う采配を振るってほしいものである。

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