2025年8月2日 ロッテ15回戦
8月にいいスタートを切ったライオンズは、初回に西川のヒットと相手のミスからチャンスを作り、ネビンの犠飛で先制。しかし、3回に先発の與座が先頭四球からピンチを招き、タイムリーヒットを打たれて同点。
その直後に西川の一発で勝ち越し点をもらった與座であるが、さらに直後の4回表に死球のランナーを出した後に一発を浴びて逆転を許した。1点ビハインドのまま6回にピンチを招いたところで與座は降板。
1点を追う7回裏、2アウト2塁から滝澤の一ゴロにロッテがまたしてもエラーで2塁ランナー仲田が生還し同点。さらに滝澤が盗塁の後、西川が4本目のヒットを放ち勝ち越しに成功。
9回、1点リードであったが、平良がヒットと2四球で満塁とすると、安田にヒットを打たれて同点。逆転は許さなかったが、9回裏ライオンズ打線は1死満塁をお得意の無得点。
延長に入ると、10回山田が打たれて勝ち越しを許し、敗色濃厚の中、10回裏代打村田が起死回生のプロ初本塁打で同点。その後は決め手を欠き延長12回引き分け。
勝てたはずの試合、ベンチのせいで負けなくてよかったという試合内容であった。
無策すぎるベンチ
7回逆転の場面、デービスが四球で出塁すると、代走仲田を送った。リードされており、最終回、あるいは延長も考えるとデービスを下げるのは得策ではないが、ベンチは勝負をかけた。
源田がバントで送った後、打席には古賀。古賀?デービスを下げて勝負に出たのではないのか?なぜ古賀をそのまま送るのだろうか。その古賀は進塁打も打てずに凡退。
相手のエラーで同点に追いついたが、何のためにデービスを下げたのか…そもそも打たせて得点を奪えない打線なのに、なぜ何もしないのだろうか。
さらに無策は8回裏、いろいろあったがノーアウト2,3塁の場面。源田、古賀をただ打たせるだけで無得点。結局リードを広げられずに平良が打たれて同点を許すという最悪の展開であった。
最後は9回裏、1アウト満塁から代走から出場の児玉をそのまま打たせて無得点。全球ストレートを全く前に飛ばせない打者をそのまま打たせる残念な采配である。最悪三振でもいい場面、DH解除を覚悟して代打村田でもよかったのだが…
なぜベンチは頑なに無策なのだろうか。うまくいっているときは動く必要ないが、うまくいってないときはベンチが采配で何とかするべきである。代打、代走、1塁ランナーを送るだけがベンチの作戦だと思っているのだろうか。
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