2024年8月25日 楽天23回戦
先発武内が3連敗。打線の援護が無い中、4回に一発で先制点を献上すると、5回にはエラー、ミスが絡んでピンチを招くと、内野安打で2点目を失った。
武内は7回まで投げ、105球2失点の内容、結果的には十分であるが、援護点がなく武内は3連敗となった。
ランナーを大事にしない采配
ヒットが出ないのだから、ランナーを進めてヒットが出なくても得点できるようにするべきであるのに、ベンチはランナーを全く大事にしない。打てない打撃陣に苦言を呈するのはいいが、ランナーを大事にしない采配はベンチの責任である。
4回、先頭の佐藤龍が四球で出塁したが、山村は中飛、1アウトから外崎はフルカウントから空振り三振。ここで佐藤龍はスタートを切っており、三振ゲッツーとなった。佐藤龍は死球の影響でまともに走れていないにも関わらず、走らせる意味が分からない。外崎が空振りすれば三振ゲッツーは確定の状況である。
5回、先頭のガルシアが初ヒットで出塁したが、蛭間が右飛、続く古賀がショートゴロ併殺で終わった。調子が悪い蛭間にバントさせないからこうなるのである。
序盤、中盤、2点差以上のビハインドではほぼバントを選択しないライオンズベンチであるが、8回にはなぜか意味不明なバントを決行した。
8回、先頭のガルシアが四球で出塁すると、代走に滝澤を出して、蛭間に代打山野辺を送った。山野辺が惜しい当たりのライトフライで1アウトになると、続く古賀にはバントのサインであった。1アウトからバントするくらいなら、蛭間のところでバントをしておくべきである。
山野辺に強硬策を選択したのであれば、野村、栗山とどんどん代打をつぎ込んで強硬策を決め込むべきである。ランナーを大事にせず、中途半端すぎる采配が敗戦を呼び込んだといっても過言ではないだろう。打線が2安打しか打てなかったのは事実だが、この試合は打線より采配の責任が大きい。
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