2025年4月3日 楽天1回戦
開幕シリーズ3連敗でスタートしたライオンズは、雨天中止の2試合を挟んで4戦目は楽天との1戦。
隅田の2度目のスライドはなく、先発は上田大河。その上田は、空振りを取れず粘られて球数が嵩むピッチングながらも楽天打線に得点を与えず、雨が降る悪天候の中、5回まで投げ切ってマウンドを降りた。
ライオンズが4戦目にして初めて先制。4回に渡部聖のプロ初長打がタイムリー3塁打となり、1塁から西川がホームイン。1点のリードで継投に入ったが、リリーフ陣がリードを守れなかった。
6回に登板した羽田が先頭に四球を出すと、そこから不運なヒットもあったものの4連打で3点を失い逆転を許した。8回にはさらにラミレスが失点した。
ライオンズ打線は、4回の渡部の3塁打以降はノーヒットに抑えられ、3安打1得点で抵抗することなく敗戦。ライオンズは開幕4連敗で12球団で唯一の勝ち星なしとなった。
ロースコアで投げる投手ではない
1点リードに登板した羽田である。1軍で鍛えたいのは分かるが、基本的にコントロールが悪く、僅差のゲームで投げさせる投手ではない。
先頭四球はもちろん、1塁ベースカバーも中途半端で1死も取れないのは全くいただけない。ただ、これは起用したベンチの問題であろう。
後ろは甲斐野、ウィンゲンター、平良だと思われるが、6回の1イニングだけをしのげばいいのに、ここで羽田はない。まだ投げていない佐藤隼ではダメだったのか?羽田の後の黒木ではダメだったのか?結果論と言えばそれまでだが、羽田の起用には疑問が残る。
下位打線問題
なぜ野村大樹は冷遇されているのだろうか。この試合の2塁はここまでノーヒットの元山が2度目のスタメン。2打席見どころない打席を終えると、野村が代打に送られた。
その野村はセンター前に運び結果を出したが、1塁ランナー外崎の打球判断ミスでセンターゴロ。打てない守れない走らない外崎の代わりで3塁もいいし、2塁でもいいから野村大樹をスタメンで起用すべきである。
結局4試合を終えて、6番打者以降は外崎2安打、古賀1安打のたった3安打である。これでは西川や渡部ががんばったところで勝てるわけもない。西口監督の初勝利はいつになるのだろうか。
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