【ソフトバンク5回戦】連日のサヨナラ負けで延長戦15連敗

2024年4月28日 ソフトバンク5回戦

前日今季5度目のサヨナラ負けを喫し、全く流れに乗れないライオンズの先発は隅田。その隅田は、立ち上がりにいきなり失点。2回も不安定なピッチングであった。しかし、そこから急激に立ち直り、8回まで投げて2失点の力投であった。

隅田の力投に応えるべく、1点リードされた3回には外崎のゴロゴーで執念の同点。さらに1点リードされた8回には佐藤龍の犠飛で再び同点。

9回には足を使った攻撃で攻め立てたが得点を奪えず、連日の延長戦に突入。8回以降は毎イニングチャンスを作ったライオンズ打線であったが、得点できたのは8回の1点のみ。12回、1アウト満塁で外崎が併殺打に倒れた時点で延長戦での連敗ストップは叶わなかった。

12回は連投しているわけでもないにも関わらずアブレイユの起用はなく、中村が登板した。中村が打たれてピンチを招くと、ワンポイントで平井にスイッチ。最後はヤンが登板したが、ヤンはヒットを浴びてピンチを拡大したところで、古市のサヨナラパスボールでゲームセットとなった。

これでライオンズは2試合連続サヨナラ負けで4月にして今季6度目のサヨナラ負けとなった。そして、延長戦での連敗は15に伸びた。

高松いらない

移籍してきた当初から中日ファンから野球脳が足りないと言われていた高松であるが、この試合ではその低脳があやうく試合を左右するところであった。

11回、1アウト1塁から左中間へのフライに対し、高松は緩慢な返球で1塁ランナーのタッチアップを許し、サヨナラのピンチを招いた。センター岸に任せておけばタッチアップはなかったと思われる場面で、岸が手を挙げている中、高松がボールを取りに行ってこのザマである。

終盤に代走で起用される場面が多いが、足がただ速いというだけで、盗塁の技術は低い。代走としても使いにくい選手で、守備もイマイチである。野球脳がないのは監督だけにしてほしいものである。

理解不能な12回の継投

結局、12回アブレイユの登板はなかった。12回表に点が入らなかった時点でライオンズの勝ちはなくなった。ここで全力で引き分けに持ち込むべきであり、ベンチにいる投手で一番いい投手を選択するべきである。しかし、登板したのは中村。そして、中村がピンチを招くと、平井。そして最後はヤンである。

アブレイユを登板させないとしても、中村をすぐに平井に代えるのであれば、最初から平井でもいいのではないだろうか。そして、最後はコントロールの悪いヤンである。全力で引き分けにしようという気は感じられない、理解しがたい継投であった。

外崎とアギラー

外崎は第1打席で得点につながる2塁打を放った。久々のヒットである。その後、守備でも好プレーを連発した。打撃で調子が上がることを期待したものの、結局2打席目以降は酷い内容。最終打席は1アウト満塁で併殺打である。やはり、外崎はしばらく調整させるべきではないだろうか。

一方、外崎同様に調子の上がらないアギラーであるが、この試合は3安打で来日初の猛打賞となった。バッティングの内容はいいとは言えないものの、3本のヒットで気分もいいことだろう。これをきっかけに調子を上げてほしいものである。

コメント