2025年5月11日 ロッテ7回戦
前日のエース今井に続いてこの試合の先発隅田も続いた。
3回に渡部聖のタイムリーヒットで先制すると、ネビンも続いて3点を先制。3点リードをもらった隅田は尻上がりに調子を上げた。
6回に4点目をもらった隅田は7回を無失点で投げ終わってベンチで西口監督との握手を一旦拒否した。前日の今井に続いて握手拒否となったが、7回裏に打線が5点のビックイニングを作ったことで、結局隅田は7回限りで降板となった。
8回にも追加点を奪った打線は今季初の2桁得点を挙げ、ライオンズはロッテを3試合連続完封で3タテした。
打線がつながった試合
8イニングで10得点。打線がつながり、タイムリーヒットが多く出た試合となった。その中でも、渡部聖と源田が3安打猛打賞である。
5月になって下降気味だった渡部聖が先制打を放った。地を這うようなライナー性の打球がセンターへ抜けていく、4月には何度も見る打球であった。このバッティングが戻ってくれば、渡部聖はもう大丈夫だろう。
14安打の打線であったが、ノーヒットは西川と長谷川。ただ西川は1,2打席で四球を選び、3回には先制のホームを踏んだ。ノーヒットとはいえ、序盤に1番打者としての仕事は果たした。
一方の長谷川。3点リードの6回1アウト3塁で追加点が欲しいところで投ゴロ。大勢が決した7回にライトへのファールフライが犠飛となり打点を挙げたが、勝利に貢献したとは言い難い打撃である。甘いボールを見逃して、厳しいボールを追いかけて力のないゴロ、ポップフライが多すぎる。いつまで長谷川を優遇するのだろうか…
長谷川とともに、詳細は書かないが佐藤隼も二軍で再調整させるべきだろう。
コメント
私も、長谷川選手の処遇については筆者に賛同です。現状の中途半端な状況では、彼の為にもならず、一度下での再調整が必要かと思います。素人眼からも、彼の打席での反応、仕草からも『強い打球』は生まれないと感じます。頭を空っぽにし、打撃マシンに向かい、頭と体とバットが一つになるぐらいまで振りまくって、この現状を打破して欲しいものである。そもそもが、彼がポジションを勝ち取ったというより、首脳陣の期待からのものと診ており、ある意味、彼の中での期待に応えられない現状へのプレッシャーが重くのしかかっているのではと危惧します。西川選手も、そこを超えて今の位置を掴んでいるし、彼もこの経験を自分の力で打破しなければ次のステージはない。確かに、現戦力に目を向けると、外野手の層の薄さというか、岸選手の怪我は・・・である。平沼、モンテルの外野先発、守りの仲田での対応は可能ではないか。平沢、蛭間の登録先発も苦肉の策として一考かと思うが・・・・・。
この連勝、ロッテの現状の手助けが多いにあると診ている。浮かれてはいられない。
日ハムが腰を据えて、チーム力が安定強化している感、大である。幸いにも選手層の薄いライオンズが、尚且つ、4番不在の現状で日ハムとの対戦が、今後1か月の間無いことが今年のライオンズの流れかもしれない。もう、そろそろセデーニョの4番復帰、佐藤の起用も良いのではないか。確かに、佐藤選手への怒りは理解するが、外崎3塁手の守備は、打球が飛ぶと不安で仕方がない。何でもがファインプレーに見えてしまう。動きそのものが、3塁手のグラブさばきに見えないし、それほどの打撃でもない。西コーチが、外崎選手を評して、『彼は、もっと多くの引出しを増やしておくべきだった。』という意見を聴いたが、彼はピーク時にワンランク上でのステージに上がれなっかたのだろうか!なにか、言わんとすることは分かる気がします。彼にとっても、ここ1.2年が勝負であろう。そのためにも佐藤、外崎の先輩、後輩の競い合いがチーム力を上げるためにもと診ています。