【ソフトバンク6回戦】3連戦3連続サヨナラ負け

2024年4月29日 ソフトバンク6回戦

6戦目にしてライオンズがようやくソフトバンクに勝利すると思われた最後の瞬間に悲劇が訪れた。

先発の高橋光成が序盤から不安定なピッチング。2回に死球のランナーに初球盗塁を決められて、タイムリーヒットを浴びるどうしようもない展開。その後も高橋は毎回のようにランナーを背負うピッチングが続いた。

打線は4回に中村の一発で同点に追いつくと、5回には金子のスリーランで勝ち越しに成功した。

逆転してもらった高橋は粘りのピッチング。7回には2安打1四球で満塁のピンチを招くと、佐藤龍のエラーで1失点。しかし、続く打者を戒めの空振り三振に打ち取り高橋光成は吠えた。

2点リードでこの試合は水上、アブレイユのリレー。しかし、前日お休みのアブレイユが誤算。四球と安打で2人のランナーを背負うと、まさかの一発を浴びてサヨナラ負け。3連戦は3連続サヨナラ負けで幕を閉じた。

高橋の投球

序盤から制球は定まらず、ランナーを出してほぼ無警戒で走られるようなプレーはいただけない。先発陣の7投手のうち、高橋光成が一番不安定なピッチングではないだろうか。

ただ、佐藤龍のエラーで1点を失った後、ずるずる行かずにフォークの連投でピシャリと抑えたことはさすがと言える内容であった。次の登板ではもう少し安定した内容を期待したい。

1番打者の働きとは

この試合、金子が一発でチームに貢献したことは否定しない。しかしながら、金子は4打数1安打、本塁打以外の打席はすべて空振り三振である。つまり、1番打者としては金子は評価しない。

1番打者は。何とかして出塁することが仕事である。ヒットが出ない打席でもどのように出塁するか、いかに球数を投げさせるか、これから先もしばらく1番打者として起用されるであろう金子は、マン振りばかりで空振りするのではなく、今一度自身の打撃を見直してほしい。

最悪のベンチワーク

前日の試合でアブレイユを休ませたにもかかわらず、登板させると被弾して敗戦。采配がすべて裏目である。

それもこれも首脳陣の準備が足りていないからではないだろうか。

佐藤龍のエラーで失点した場面、松井監督はリクエストをしようとしたが受け入れられなかった。おそらく、リクエストのタイミングが遅すぎたということだろう。監督として大きな失策である。選手が頑張って戦ってもベンチがこれでは選手たちは報われない。

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