2024年4月10日 ロッテ2回戦
2連戦の初戦を落としたライオンズの先発はプロ2度目の先発の武内であった。
その武内は序盤は制球に苦しんだ。初回ヒット、四球、死球で満塁のピンチを作った。このピンチは無失点で切り抜けたものの、3回にも死球でランナーを背負い、長打を浴びて先制点を献上。ここから立ち直り、4,5,6回は球数少なく三者凡退を続けたが、7回に長打でピンチを作ると堪えられず2点目を献上した。
武内は援護点をもらえず、7回2失点でマウンドを降りた。打線の状況を考慮すると、負け投手濃厚の武内であったが、8回に外崎の内野ゴロで1点を返すと、9回には中村が今季1号をレフトスタンドに放り込み同点に追いつき、武内の負けは消えた。
同点に追いつき、なお炭谷と金子の連打でチャンスを作ったライオンズ打線であったが、源田の当たりはレフトへのライナーで試合を決められず延長戦に突入。
延長10回に登板したアブレイユは、ヒットと外崎のエラーでピンチを招くと、踏ん張れずにタイムリーを浴びて失点。これが決勝点となり、ライオンズがロッテ2連戦を連敗で終えた。
プロの洗礼を浴びた武内
2失点はいずれも2アウトからの失点である。1点目は2ストライクから打たれ、2点目は1ボール2ストライクから打たれた失点であった。2アウトで打者を追い込みボールがまだ使える状況で打たれたタイムリー2本はプロの洗礼というべきか、反省すべき点であろう。
さらなる洗礼は味方打線の無援護である。1年目の隅田が受けた洗礼と同じである。球数少なくテンポのいいピッチングをしている武内を打線はもう少しは援護してほしいものである。
コメント
どう見ても、打線はかなり落ちますね。今さら悔やんでも致し方ない。ただし、投手陣で五分五分か⁉️西川選手に一言。どう見ても、腰が座っていない。山川と中村晃に師事し、悩んで悩んで少しずつ明かりを見いだしているようには思えます。根の生えたような下半身の粘りがなければ、強い打球は打てないと思います。叩かなければ壁は越えれない。頑張れ、西川選手!