2025年4月25日 オリックス4回戦
4試合連続初回に先制点を奪ったライオンズは、6回に滝澤の執念の押し出し四球で2点目を奪い、先発今井を援護。その今井は7回まで投げて無失点の好投。
8回にはウィンゲンターが3人で抑えて2点リードで9回を迎えた。しかし、試合を壊したのは平良であった。
9回2人連続で2塁打を許して1点差に詰め寄られると、平良のワイルドピッチに古賀が悪送球して同点に追いつかれた。
そのまま延長に入ると、10回佐藤隼が初球をスタンドに運ばれて勝ち越し点を許すと、まともにストライクが取れずにさらに失点を重ね、この回だけで一気に4失点で試合は決した。9回、10回の2イニングで6失点してライオンズは逆転負けとなった。
ライオンズは4試合連続初回先制点を取りながら4連敗。HQSの今井は防御率を0.63とした。
勝ちパターンが試合をぶち壊し
平良はサヨナラ負けしたロッテ戦に続いて失点。被打率が悪く、三振を取れるピッチングでもない。先発か抑えかで揉めた昨季オフであったが、抑えでもチームに貢献しているとは言い難いのが現状である。
さらには佐藤隼である。同様に昨季オフに中継ぎの待遇改善を訴えたが、勝ちパターンの一角を担えるほどの活躍とは言い難い。
平良も佐藤隼もコントロールが悪い。簡単にボール先行として自分の首を絞めている。シーズン投手はウィンゲンターが不安定化と思われたが、平良と佐藤隼が今やチームで最も不安定である。後ろがこれでは勝ち星を重ねていくことは難しい。
先発がいいだけにリリーフ陣をどう立て直すのだろうか。どうせ打たれるなら、頑張っているラミレスや山田を勝ちパターンに入れてみてもいいのではないだろうか。
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