2024年6月6日 ヤクルト3回戦
ライオンズは育成から支配下登録された菅井がプロ初先発となった。その菅井は序盤から四球が多く、苦しいピッチング。
2回、菅井は四球とヒットで満塁のピンチを作ると、タイムリーヒットを浴びて先制点を献上。さらに3回には山田哲人に技ありの一発を浴びて2失点。5回まで投げ、103球2失点の内容であった。
貧打のライオンズ打線は散発3安打。7回に2四球を絡めてノーアウト満塁のチャンスを作ったものの、蛭間の併殺崩れで奪った1点のみで攻撃は終了。
1点差に詰め寄ったところで8回にまたしても松本が失点しジエンド。ライオンズはヤクルトに3タテを喰らった。
もったいない菅井のピッチング
菅井は4四球を与えたが打たれたヒットは3本のみ。打たれた瞬間に膝を折るシーンが何度があったが、打球はフェンス前で失速。結局、完璧に打たれた大きな当たりは山田哲人の一発だけであった。
要するに、菅井は力負けしていないピッチングをしていたということだろう。四球はすべてストライクゾーンギリギリを狙いすぎた結果である。もう少し、ゾーンの真ん中に投げ込んでもよかったのではないだろうか。
ゾーンギリギリを要求した古賀の責任もあるだろう。次は炭谷と組ませてみてはどうだろうか。次のチャンスがあるか分からないが、少なくとも高橋光成の先発よりは菅井の先発が見たい。
松本はリリーフ適性があるのだろうか
先日サヨナラ負けした松本はこの試合でも失点した。先日は同点の場面、この試合は1点ビハインドの場面である。
失点が許されない状況で連続して失点である。これでリリーフになってから7回0/3で4失点(自責点3)である。防御率は3.86、先発の方が防御率がいいではないか。他に後ろで投げさせる投手がいないのもあるが、このまま8回は松本でいいのだろうか。
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