【オリックス2回戦】ルーキー武内が抜群のピッチングで初登板初勝利

2024年4月3日 オリックス2回戦

ライオンズのドラフト1位、武内がプロ初先発した。

オープン戦から全く心配ない投球だった武内は、この試合でも初登板とは思えない落ち着いたピッチングを披露した。ストライク先行で球数少なく、オリックス打線を手玉に取った。

7回を投げて被安打1、与四球2の抜群の内容で奪三振は7を数えた。85球でまだまだ余力があったと思われるが、8回からは勝ちパターンを投入。

8回には甲斐野、9回にはアブレイユがゼロで抑え、武内、甲斐野、アブレイユの3人でオリックス打線を完封した。

オリックスを2安打で完封したライオンズが2連勝でカード勝ち越しを決めた。

抜群の安定感

武内はどの球種でもストライクが取れ、ほとんどの場面でストライク先行、3球で2ストライクを取れる理想的なピッチングであった。

7回85球であれば、完封、完投も狙える内容であったが、降板したのは初登板を考慮したのか、多少もったいない気がした。

特に3連投させなという方針であるならば、明日の試合には甲斐野とアブレイユがいないことになる。その点を考慮しても、武内には失点するまで、あるいは大きなピンチを背負うまで投げさせてもよかったのではないだろうか。

ともかく武内が加わってライオンズの先発陣が一層強力になったことは言うまでもないだろう。

チャンスでの攻撃

1アウトで3塁にランナーがいる場面で2つの併殺を喫したライオンズ打線である。

武内に2点を援護したものの、オリックス山下から6回途中まで8四死球をもらっておきながら2得点では酷すぎる攻撃である。ただ打たせて点が取れないのは昨年からである。今季ここまでスクイズもなく、ベンチはもう少し策を講じてもいいのではないだろうか。

コメント

  1. 福岡の より:

    武内投手の投球内容が、その球質、球威等々からも投手陣の中心に位置づけしても良しと想えました。高橋コウナが戻ってくれば万全だし、與座、ボー、松本で6番目の位置をという構図が出来上がる。今日の先発ボーに注目したい。私見では、松本投手は中継ぎが妥当であると思うし、決め球の変化球に対する思考が無い彼を『なぜ、先発ローテーションに入れるのか』が付きまといます。とにかく彼の投球は、流れが来ない、ゲームが落ち着かないの評価である。ブランドンの欠場、佐藤の起用ではあるが、これも個人的ではあるが、元山選手の起用も考慮して欲しい。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。ボーは松本よりいいかもしれませんね。松本は2軍に落としたところで、成長は見込めないでしょうし、リリーフ陣も頭数はそろっているので起用方法が難しいところですね。

      サードについては、佐藤が一応結果を出しているので、佐藤起用でいいですが、元山にもどこかでチャンスを与えてほしいですね。

  2. 福岡の より:

    松本投手は日ハム戦の3戦目でしょうが、結果次第では中継ぎ降格でしょう。彼には、失礼だが、極端に言えば、1イニング限定のストレート勝負で活路を見出すしかないと思います。もうそろそろ先発型からのシフトを考えるべきではないだろうか。大卒ドラ1で5年目で、これぐらいの成長度では話にならない。同期の甲斐野投手と同じポジションで輝けないだろうか!元山選手は、シーズン開始となったが、外野手としても練習すべきではないだろうか。時にイースタンゲームとW出場位にチャレンジしてもらいたい。試合に出る機会を求めるべきである。結構、肩も強いし走力もあるようでから。